どうも色々調べていると、人によって大小順番など様々なようですが、うつ病になると三大欲求がなくなるということがあるようです。自分も例外にもれず発動しました。
あくまで自分の場合は、睡眠欲→性欲→食欲の順番で明らかに低下。
それぞれの欲求の回復傾向は以下の通り。
「食欲」は状態が一番ひどい時に胃が食べるという行為を拒否するというか、食べたいという気持ちが起こらないようになりました。食べたものを消化するのは体力を消耗するからなのか、胃がストレスにより荒れてしまっての流れなのかは今でもわかりません。ただ意欲は一時的になくなったものの、人に相談したりしたことで比較的すぐに回復しました。
「睡眠欲」は仕事や職場の人間の言動などネガティブな思考がずっと頭をめぐってしまい、夜眠れなくなりました。その代わり仕事に行く前や昼間に強烈な眠気が襲ってくるようになりました。うつ病になると、異様な眠気を感じることが増え、けだるさも抜けない状態が続きます。しかし夜は上記の理由で眠れないという悪循環。現在は処方されている薬で一時的に回復しているものの、昼食をとると異様な眠気が襲ってくるというのは改善されていません。
「性欲」はすでに発症してから2か月ほど経ちますが、未だに回復していません。
幸い自分には今パートナーがいないので数週間満たさなくても全く問題がありません。
満たそうとしても、満たすための時間が通常よりも長くなり、さらに満たした後に明らかに体調が悪くなります。（どちらかというと体力が損なわれたり、脳の機能が明らかに下がってで動けなくなる）
ただ脳への快楽物質の分泌は必要（諸説ありますが、それなりに脳にいい刺激を与えるのは必要な気はします。）らしいので、行為はせずに想像や妄想・刺激的なものを見るというのはありな気がします。そのあたりがちょうどいいかなというのが自分の経験から来る感覚です。
順番的には生存に関係のない部分が後回しになっていますが、明らかに脳が通常とは違う緊急モードになっている感じで機能制限が入ってしまう感じ。OSでいうセーフモードですね。セーフモードについてはまた別途記事にしますね。
少なくとも食欲と睡眠はとらないと、うつ病の悪化、果てには生存に影響してくるので、すぐにでもその二大欲求については早急な回復を目指した方がいいと自分は思います。ちなみに自分は睡眠がとれない状態になって「これはまずい・・・死んでしまう可能性があるのでは？」という判断で親には反対されましたが、心療内科に行くことにしました。結果としてそれなりの期間薬を飲み続ける流れにはなったものの、睡眠に関してはすぐに解決したので判断は間違っていなかったと思います。
三大欲求が明らかになくなったというのは、うつ病でなくても危険信号を体もしくは脳が発しているサインです。自力でなんとかできない場合や怖くて動けない場合は、他人の力を借りてでも対応してください。自分は今回本当に危険を感じました。今回挙げた症状はあくまで自分がなったものであり、個人差や程度の差、順番などはおそらく大きく異なりますのでご注意ください。
自分と同じように苦しんでいる方に共感していただければ幸いです。
あなただけではありませんよ。
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