前回の記事では心療内科に入るまで、入ってから呼ばれるまでを書きました。
今回は先生に診療する前に行われた準備について触れます。
ネットで調べるかぎり、ここまでしっかりしているところは少ないような印象です。心療内科やメンタルヘルス、精神科で初めて受診するような場合の自分なりに考えた心構えなどについても書きましたので、参考にしていただけると幸いです。
先生と対面する前の準備は以下のような内容がありました。
- 自分に関するテスト(ストレス耐性チェック?)
- カウンセリング(あくまで状態のチェック)
- 採血・血液検査
1.適正・耐性チェックテスト
担当の男性から大きめの本にある問題や質問に答えていく形でした。これはあくまで内容から推測するにその人のストレス耐性や返しやすいか、またうつ病のタイプや双極性障害、ADHD、あとは記憶力の状態などの傾向を見るものではないかと思われます。かなり数があり、80問くらいあった気がします。
学校や何らかの形でやったことあるかもというような内容が多いです。とにかく素直に回答するのが大切です。こんなところで見栄を張ったり、いい結果を出そうと考えるのは、本当の自分の症状やタイプを診断できず、見当外れな治療を始める結果になりかねません。将来が大きく変わる可能性があるので、本当にそこは直感であまり考えずにやることをお勧めします。
ただ問題の中には、記憶力というか学習能力や知識の分野じゃないか?と思う部分はありましたが、あれは今でも謎ですね。
2.情報収集のための問診
次は男性のカウンセラーが担当のようです。
最近何か変わったことがあるか、どういった状態がつらいと感じるのか、なぜここに来ようと思ったのか、これからどうしたいかなどをしゃべった気がします。とにかく情報収集的な面が強いですね。それなりに頭の中でしっかりまとめたと思っていましたが、しゃべってみると抜けが多すぎて驚愕しました。うつやメンタルが弱っている時は脳の機能が著しく落ちているので、事前にある程度紙か何かにメモしておいた方がいいかも。特につらい部分は忘れないように。これも前述の通りで素直に話すこと。また自分で勝手に推測した方向で話さずに、客観的な目で見てもらうためにとにかくきつい症状や気になっていることや嫌なこと、心の底からどうしたいかなどを伝えることが大切だともいます。自分のこととはいえ、状態が悪い時の判断は大きく間違っていることも多いものです。
3.採血・血液検査
薬の適性や副作用、アレルギーなどをチェックするためのものです。予想外というか、心療内科でこういうことをするとは思っていませんでしたが、薬が合わないということは相当苦しむことになるので大切だと思われますので納得ですが、今思えばですが、正直当時は「何でこんなことするんだ?」と思っていました。
検査やカウンセリングが終わって診断まで
これらの検査などですでに1時間以上経過。
この間は先生にお願いすることを忘れないようにしないという気持ちとはたしていくらお金がかかるのだろう?という不安ばかりが心を渦巻いていて、ドキドキしまくっていたように思います。
そしてついに先生と対面することになります。名前を呼ばれ、今まで案内されていない部屋のドアを開けるのでした。
続きます。
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