前章のあらすじ
前回はHSPのことを書籍などで調べて、ポイントを確認しました。
いくつかの観点で注意が必要であることがわかりました。
そしてそれ以外の可能性についても探っていこうと思ったのです。
他の可能性を探る
HSPのことを調べていくうちに別の可能性というか、境界線がわかりにくいと感じる部分があり、そこから気になった点について調べていくことにしました。
パーソナリティ障害、そしてソリタリーという概念について、自分が該当するかどうかを検証してみました。
他の可能性を探る(パーソナリティ障害)
前述の本で見た愛着障害からの連想から、パーソナリティ障害の観点からも自分を分析してみました。
パーソナリティ障害は10個ある偏った人間の性質のタイプのことです。
自分が当てはまっている可能性が高いと思われるのは以下の3つ
- 自己愛性パーソナリティ障害:自分を特別視するあまり、際限なく賞賛を求める
- 回避性パーソナリティ障害:失敗や嫌われることを恐れ、一人の世界にひきこもってしまうタ
- 強迫性パーソナリティ障害:義務感やルールに縛られるあまり、人間関係を築くのが苦手
あくまで自分の感覚なので微妙ではありますが、該当するラインは以下のような感じ
- 自己愛性パーソナリティ障害:そこまでではないが、脆さに関しては通じる
- 回避性パーソナリティ障害:そこそこだが、積極性はある
- 強迫性パーソナリティ障害:強めだが、人間関係は築くのが好き
自分はちょこちょことその気質はありますが、他の分析結果などと比べてみると”弱い”という印象です。ただその対策や回避策などは有効になる可能性があるため、調べておきたいところ。
他の可能性を探る(ソリタリー)
1人が大好きで1人でいろいろできてしまう、とにかく1人が好きな性格に「ソリタリー」というものがあります。
調べてみると、自分にぴったりのイメージ、参考ブログではHSPとは違うとありますが、かなり近いんですよね。
ここはもう少し調べる必要がありますが、心理状態によってはこちらに切り替わる感じなんですよね。一人でやるモードになると、方向音痴も解消されますし、活動的になるんですよね、人が変わったように。
まだ推定の域を出ませんが、精神状態や環境によって人間性が変わるってこともあるのではないかと。本来はこちらなのに、仕事などの制約でHSP的な面が強くなっているのかもしれないという可能性を否定できません。
見えた課題
ひとつの概念にこだわりすぎずに、傾向が強いという認識をする必要があるということが今までの自分探しをしたことでわかりました。
またエニアグラムの結果でもわかりましたが、心理状況や環境・条件によって、人間は性質が変わるということも注意しなければならないというのも判明しました。少なくとも自分にはそういう二面性があるのは間違いなさそうです。
そして自己肯定感をいかに自分軸の中核として強固なものにするか、柔軟なものにするかが大きな課題となります。
それを獲得するには、日々の習慣化と意識付け、そして継続していくという大きく長い課題を乗り越えていく必要があります。
そういったことが見えたのは、本当に大きな収穫でした。
一般的に良く言われることですが、実際に自分の奥底にあるものや第三者的な評価や分析などを通さなければ、それを心の底から感じることはできなかったでしょう。
人間には、こういった振り返りが必要なんだとあらためて痛感しました。日々変化しているのだから、そういった認識や課題も変化していくはず。そういった点も留意していく必要がありますね。
自分らしく生きる
元々自分の力を発揮できる環境を選んできていて、それを活かしてきたはずだったのに、いつの間にか違う価値観や関係性が入り込んでしまって、肝心なものをないがしろにする場面が増えてしまったのだなということが今回わかりました。
それは昔自身で把握したと思っていた自分の限界が来ていたのかもしれません。
飽きっぽい性格なのに収入面での安定を狙ってしまったことで固定してしまったり、自分がやりたいと思ってることをやることができない仕事をすることも増えてしまったことで、自分に合った生き方から少しずつずれていってしまった。
その修正をすることができないままに大きな渦となってしまったのが、うつ病を発症した職場だったというわけです。その後も結局その延長戦をうつ病回復をしつつやってしまった・・・それゆえに脆さが露呈したまま、自分の強みを活かしにくい状況に自らを置いてしまった。
年齢や生活の変化や金銭面などの問題で自分を殺すことを覚えてしまったとも言えます。
実際に自分だけである程度できた仕事については、自他ともに期待以上の成果を上げることができたのはその証拠でもあります。そういう意味では自分を活かすことを最優先として、それを妨げるものから距離を置く時期がやってきたのかもしれませんね。
まずは多くの方に楽しんでいただけるような自分が好きなものを作るという方向での形を作る。そこからの発展、そしてやりたいことに制約を設けずにまずは挑戦することができるように環境を作っていく必要があるという大事なことを今回を通じて、理解することができました。
自分探しをしたことで、多くのことを振り返ることができ、そしてこれから進む新しい道をまた見つけることができました。
うつ病になったことはある意味自分の人生のある大きな章が終わったことを意味したと思っています。この2年は新しい章明けのための前章の終わりであったのではないかと、思っています。
その間に多くの方々と出会い、多くのことを学びました。そこに自分らしさをさらに強化した自分が動く未来を目標に日々を充実させていこうと心に誓うところまでたどり着くことができました。
終身雇用の崩壊や新型コロナウイルスなどによる混乱などを見ても、国や世界をめぐる環境は大きく変動し、従来の常識やルールには綻びが顕著に現れてきていると言えます。
そういう時こそ己を信じ、変化に対応し、自身で考えて生きていくことはより求められていくのではないかと感じています。それゆえにこのタイミングでこういった機会を得ることは幸運であったと思います。
自分らしく生きる
ありきたりだけど、それが自分が紡ぐ物語の新章タイトルです!
最後に
ここまで読んで下さり、ありがとうございました。
文章がまずいところはあるのは承知していますが、自分が感じたことや考えたことを正直に書くことを優先して書きました。その想いが少しでも伝わり、あなたの心にプラスの何かが伝われば幸いです。
自分を見つめるというのは大事なことなのに、意外とできていないことを今回強く感じました。
これは自分への備忘録でもあり、決意表明でもあります。
ですが、多くの方にも共感できる要素があるのではないかと思います。
もし同じように悩み、苦しんだ経験をお持ちでこの記事を読んで、何かを買える些細なきっかけになれば幸いです。あなたの未来が希望あふれるものになりますように。
2020/07/18 はいみっくす
※番外編を書きました。
HSS型HSPやHSEの方にはいいヒントになるかもしれない考え方について。
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