「おしごと再起動 ~うつ病前後の境界線~」とは
今回の連載は、うつ病で動けなくなった自分が再起動の一つとして就業した際のドキュメントです。その際に感じた以前と現在の自分の違いやうまくいったこと、うまくいかなかったこと、苦しんだこと、悩んだことを赤裸々に描いていくつもりです。
ご興味があれば読んでいただけると幸いです。同じように悩まれている方、就業したくても恐怖心や不安感が強い方々にも有用な内容になればという想いで書いていくつもりです。よろしくお願いいたします。
動けなくなった自分、再始動するまでの自分
約1年前と少し前、自分は心身ともに調子が悪い日々が続きました。
この時点で適応障害が出ていましたが、なんとかその時点ではそれ以上の悪化は回避。
しかし夏頃から明らかに心身ともに異常発生!
行くことを躊躇した心療内科で”鬱病”と診断された自分。
悩みつつも退職を決意し、実行。
しばらくは治療・リハビリに専念し、ついに半年ぶりに仕事をすることになったのでした。
これがうつ病になって退職、そして仕事を始めるまでのダイジェストです。
詳しくは「うつ病発症物語」をご覧いただけると、嬉しいです。
再起動前の本音
正直に言えば、めちゃくちゃ不安や恐怖が大きかったです。
再起動するための仕事選びは慎重に行った自信はありましたが、それでも不確定要素が多すぎました。仕事をすること自体のブランク、自分の心身の限度がわからない、仕事の人間関係や内容についての不安、続けることができないことになったら・・・ついつい悪いことが浮かんでは消えるような状態でした。
それでも「なんとかなる!」と思えたのは、ブログで記事を書き上げて自身を鼓舞する意味合いもあり、それがいい作用をもたらしていました。
そしてSNSで出会った方々の励ましもあり、その初日を迎えることになりました。
その朝はほとんど一睡もしていないというひどいコンディション。
相変わらず遠足前日の子供のように・・・ではないですが、緊張してしまって色々考えてしまうのは昔から。以前よりはマシになったと思ったんですけど・・・。
通勤電車でギュウギュウになりながら、自分の心臓もギュウギュウになっているような不安が膨らむような錯覚を感じながら、現場に向かいました。
第2話「仕事選びと目算」に続きます。
【おしごと再起動 ~うつ病前後の境界線~ 】全話リスト
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