はじめに
今回の連載は、うつ病発症から仕事をするまでが「うつ病発症物語」、仕事に就いて以前との違いや過酷な労働に戸惑い危機を迎えた「おしごと再起動」を経てのサードステージになります。
前回はようやくうつ病発症後から発揮できなくなった自分の働く力・・・それがようやく解放されたことを綴りました。
今回は、念願のリベンジができたのか、そしてその先のお話。
発動した副効果
仕事自体もスケジュールが厳しくなると、力の発揮する確率が上がり、自然とできるようになっていました。
発揮している状態以外でも
- 周りの空気感や会話などを情報収集を常にできる
- やろうとしていることの先読みがある程度できる
- マルチタスクもできているがシングルタスクの集中力も上がっている
というような効果がありました。
それはかつて自分が仕事でやることができていたこと。
春には発動できなかった力でした。
ようやく春の屈辱的な惨敗に対するリベンジは成されたと言えます。
やはり出た反動
それだけの集中力と仕事をすると当然のごとく反動というものが来ます。
あまりにも復活したのが嬉しくて、ついついアクセル全開にしていたのです。
低気圧の影響を受けると明らかに下げ方が大きく、寒さが強くなってくると風邪っぽい症状が出てきており、一時的に能力が低下しました。
まさに反動というか、防御力が著しく低下して、がっくりいった感じ。
さらに職場でも締め切りに近いせいかピリピリとした空気になった時はややナイーブにもありました。まるでうつ病を発症した時のように同僚が上司に責められることが増えていたのもそれを加速させました。
若干不安定になりながらも仕事のスケジュールも佳境へ入っていきました。
仕事が終わり、新たなステージへ
当初、後半は余裕のある流れになる予定でしたが、仕事によくあるギリギリまでやる流れになってしまいました。予定が狂うと、まだ対応しきれず、反動の影響もあってか疲労感が目立つようになりました。
さすがにこのままではまずいと考え、仕事終盤は少し肩の力を抜いて、力をそれなりに発揮する方向で調整してみました。必要な時だけ力を短時間だけ出すという感じに。
最終的にはそのあたりのバランスで安定して、そのまま業務内容をすべて終わらせることができました。その間に責められ続ける同僚のフォローと上司に対してもくさびを埋め込むことも。(後日同僚にその行動に救われたと感謝の意を伝えられました)
一時的に不調になりかけましたが、春の時よりも追い詰められたり、視野狭窄になることもなかったのは収穫でした。春とは仕事内容が違うので単純な比較はできませんが・・・。
そういう意味ではうつ病から這い上がり、春うまくいかなかったことを追いかける段階は、今回で終わったのかもしれません。
春の時点ではそもそも仕事自体ができるのか、平日5日を過ごすことすら心配や不安でいっぱいだったことを考えると、そのあたりをクリアできたのは今回の仕事を引き受けて良かったです。正直怖さもありましたが、年内に自信も戻りましたし、悔しさを払しょくできたのは本当に大きい。
真のリベンジは来年の春になりますが、その時は回復して復活したことを改めて確認する場にしたいと考えています。
リベンジからリカバーへ
そのための準備も着々とし、引き続き、前を向いて進んでいきたいと考えています。
それを実現するためにやれることは逃げずにやってきた自分を信じて。
しごとリベンジ-完-
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