はじめに
今回の連載は、うつ病発症から仕事をするまでが「うつ病発症物語」、仕事に就いて以前との違いや過酷な労働に戸惑い危機を迎えた「おしごと再起動」を経てのサードステージになります。
前回は就業前の気持ちを綴りました。
それから1か月が経過しました。
今回は仕事を始める前に確認したかったことを中心に今のところどうだったのか書いていきたいと思います。
仕事はどう?
前回にも書いた通り、仕事内容はそこまで難易度が高くなく、全体の流れや業務のイメージがつきやすく、即効性をそこまで求められないものを選びました。
仕事の内容は予想通りでしたが、最初からトラブル発生でスタートダッシュからつまづくハプニング。
ようやく動き出したものの、その遅れを取り戻す作業から始まりました。
準備の猶予期間は1か月、その間に仕事の細かい内容を把握してシステムを理解し、それに伴うものを形にする・・・。
正直時間の制約はありますが、そこまで難易度が高くないのが功を奏した格好。
でも実はそんなに簡単ではなかった罠・・・。
自身の能力は発揮できてるか?
春の時とは違うことを実感することが多く、頭の回転と行動がうまくリンクしている感覚が出てきたのは感動的でもありました。
あの混乱していて、おびえていた自分とは違う・・・やれる!
その感触、その手ごたえは今まであまり発揮できなかった能力を発揮することにつながりました。
全体スケジュール把握、そのボトルネックになりそうなものはどれか、一緒に働く人の能力やスキルの把握、自分がどういった形で動けばこのプロジェクトはうまく回るようになるか・・・そういったポイントをそれなりの速度で頭を回転させたり、探りながらおさえていけた。
それだけでもリハビリに励んでいたことが機能していることを実感すると、それは自信へと変わっていきました。
それは上司の目にも止まり、仕事に対する任され方もそれなりに信頼されるものになっていると感じています。
これが継続できれば、自信をもって今年の春苦戦した仕事にも来年リベンジができるであろうと。
しかし仕事は自分だけは回りません、それがどうやら今回の課題になりそうな気配がしています。
懸念すべき問題は?
自身の力を発揮するという点については1か月でそれなりの及第点になっていることを確認できました。
ですが今回の仕事での懸念点は今のところ一緒に仕事をする人に関するものが中心。
仕事を普通にできることが嬉しくて出力が高めに出ているのもあり、仕事への意欲やスキルが足りていない人に対する接し方や信頼しきれない自分・・・。
正直悩む日々がそれを自覚してから始まったのです。
それが強烈なストレスになり、体調不良や疲労につながることになるとは予想もしていませんでした。
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